cronstedt’s blog

色々な事や考えを不定期にこぼしていく場所。

ボイスアイドルオーディションの展望

今年もまもなく総選挙の季節がやってくるなとは思いながら、なぜか今年は事前予想の記事を書くモチベーションが湧かないでいたのだが、書かないで正解だった。

まさか運営がこの手に出るとはという驚きを隠さずにはいられない。

 

ということで、ライブの千秋楽で発表されたボイスアイドルオーディションの実施

遂にやるのか・・・と思わずにはいられないが、正直に申し上げると、現行の総選挙の体制を維持していても、早ければ次々回の第10回から崩壊の恐れがあると思っていたので、個人的には実施については賛成である。

 

それはなぜかと言えば、いくらボイスがまだ付いてないアイドル達にブーストがかかると言っても、流石に基礎票が十分ではなく属性上位3位にすら届かないために新しくボイスが付かない可能性がそろそろ高くなってきているからだ。

これまで保たれてきた秩序なり選挙制度への信頼なりは、「少し票が足りなかったがボイスを付けようという流動票が応援となってブーストがかかり、上位3位に入った」という事実が毎回積み上がったからこそ構築されてきた。これが一度でも崩れれば、「ブーストをしても届かないため、今の選挙制度では新しく声が付かない」という事態に陥ってしまい、残念ながら選挙制度の機能不全を引き起こし、ひいてはコンテンツそのものに対する失望の渦が沸き起こる事になりかねないといえよう。

運営としては、そのような事態になってから手を打つのでは後の祭りということで、ボイス総選挙の開催で新しく声を付ける枠を確実に確保するという手法を選択したのではないかと勝手に推察している。

 

もっとも、既存の総選挙も同時開催されるとのことなので、どのような形式で開催されるのかも全く分からない以上、現状では予想できそうもないので、軽く個人的な展望を述べたい。

 

 

公式で発表されたのは、ただ1点、「上位3人にボイスが付く」。発表直後、1人か属性1人ずつかと思っていたら、まさかの全属性の無制限大乱闘。これはPaアイドルには非常に厳しい。

単純に前回の総選挙でボイスが付いてないアイドルを順に抜き出せば、Cu工藤忍Co浅利七海、Co松本沙理奈、Co八神マキノCu今井加奈、Cu西園寺琴歌、Cu池袋晶葉と来て、ようやくPa小関麗奈となる。

形式次第ではどのような展開を迎えるかは分からないものの、前回の総選挙の結果が意味をなさない程の変動が起きる可能性は低いため、CuとCoアイドルだけ3枠で争う可能性は十分にある。

 

また、知名度のあるユニットの存在」はボイスオーディションの行く末を大きく左右する事が容易に想像できる。上記に挙げたアイドルで言えば、フリルドスクエア、ブルーナポレオンが挙げられる。特にブルナポは5人中4人にボイスが付いており、応援票の行き先は非常に単純で分かりやすい。一方で、フリスクは何とも悩ましい想いを抱えるPも出てくることだろう。

知名度のあるユニットがあるか否かで応援票の集めやすさはまるで違うといえ、それがあるアイドルはそれだけで武器が多いこととなる。これがないと無理とまでは言えないが、流動票の確保に大きな労力を要することとなってしまう。

 

詳細が分からないため、これ以上は特段言及することもできないが、総選挙以上に生々しいイベントになる恐れがあることには留意したい。

第8回シンデレラガール総選挙予想の反省・中間編

 総選挙もいよいよ終盤戦といった様相ではあるが、結果発表を待つまでもなく今年度の私の予想は大外れとなりそうである。

 

 理由は非常にはっきりしていて、

  ⓵モバマス側の獲得票数が予想を遥かに超えて激増した

  ⓶新アイドル、中でも特にりあむの存在に危機感を覚えた人が大勢いた

 この2点に尽きるだろう。

 

 ハッキリ言って、前回までと同じなら獲得可能票数的に流動票を沢山集めても限界があり、ボイスを待ち望むアイドル達にとっては属性3位は厳しいと考えていた。十万単位での差があるアイドルもいたのである。

 ところが、運営はモバマス側に大きな梃入れを行った。ボイス待ちアイドルの担当Pがより多いモバマス側で、これまでの数倍もの投票券が獲得可能になったのだ。担当アイドルに投票券を集中させるはずの彼らの獲得票数が増えれば、増えた分だけ全て担当アイドルに入るだろう。これは、あらゆる選挙活動よりも効果的に彼女たちの得票数を増加させたはずだ。

 同時に、獲得票数の増加は流動票の全体数の増加も意味する。流動票の詳しい行き先は不明だが、ボイス待ちアイドルがその大きな受け皿である事は疑うべくもなく、担当P以外からの獲得票も大きく伸ばした事だろう。

 

 1人の得票数が100万という大台を初めて超えたのが第5回の島村卯月。その後デレステ参入で200万票を初めて超えた安部菜々を含めて、100万票を集めたのはわずか7名であった。今回のCD圏内の獲得票数は軒並み100万票を超えて、シンデレラガール争いは300万票を優に超えて400万から500万票の世界に突入すると思われる。

 

 

 そして、りあむ達新アイドルである。残念ながら一年間での活躍の場が誰しも限られている以上、そのパイを削りかねないアイドルの登場は特にボイス待ちアイドル担当Pらに大きな危機感を抱かせたと思われる。特に、りあむの評判は爆発的であって、Paという下克上が毎年繰り返される属性を加味すれば、今回でボイスをかっさらいかねないという予想は開催前から聞こえるほどであった。例えばナターリアは一定の人気を抱えながらも、ボイスに中々辿り着けずにいて、今年は・・・と思っていた矢先のりあむである。私がその立場ならかなり焦ったであろう。

 

 ナターリアPに限らず、全属性でその危機感の結果が如実に表れており、その結果として私の予想は大外れとなった訳だ。まあ私の予想通りだと鉄板過ぎて余りにもつまらないので、この結果には驚いたが非常に歓迎している。このまま突き進んで欲しい。

 

 

 さて、この夢見りあむ。私が記憶している限り、登場してまだ半年も経っていないにも関わらずここまで嫌われたアイドルも初めてではないだろうか。それぞれの立場で、様々な思いを抱いているであろうが、未央や加蓮を倒してしまっても私はそれはそれで良いとは思っている。それもまた総選挙である。登場間もないのに中間で1位を取りながら、逆転負けを喫したアナスタシア。その後CGを勝ち取るもボイス選挙では逆転負けとなった塩見周子。登場間もないといえば鷺沢文香も最初の総選挙でボイスを勝ち取ったアイドルの一人である。

 

 夢見りあむ、彼女は本当に総選挙という幻想をぶち壊すのだろうか。否、私は彼女の存在によって総選挙という幻想が延命したと考えている。総選挙は誰がどう言おうと、ボイスを付ける為のイベントという側面が最早主流となっている。誰がCGとなるかはCG争いが出来るアイドル担当Pの間での話でしかないが、今年は誰にボイスが付くかはほぼ全員が興味を持てるものである。故に、総選挙というシステムは誰かが2連覇するよりも、今年は誰にもボイスが付かなかったという結果に終わる方が崩壊を迎えてしまうはずだ。それを補強するように、今回の総選挙からは属性の1位になれば新SRが作成されることが発表されている。上位争いに梃入れしないといけない状態にあることの証左であろう。

 

 冒頭で述べたように私は今回の総選挙では新規で声が付くことは大変厳しいと考えていた。その結果として、人々は総選挙というシステムに絶望して、辞めてしまうのではないかという思いを抱いていた。しかし、運営もきっとそれを認識していたのだろう、的確かつ効果的な改善策を打ち、それは中間発表で露骨なほどに効果的であったことを示した。

『総選挙を行えば、新しくボイスが付く』

 この安心感ないし信頼感が維持される限り、総選挙という幻想は維持される。そして、それは今回だけではなく、次回にも持ち越されることがほぼほぼ確定している。

 それを導いたのが、膨大な投票券という燃料を背負ってやってきた夢見りあむという爆弾に他ならない。

 恐らく、どちらかだけしか無かったとしたらここまでの事態にはならなかったと私は思う。りあむに負けたくない、りあむに勝ってほしくない。りあむの声を聴きたい。りあむにCGを取って欲しい。そういう思いがぶつかるからこそだろう。

 

 渋谷凛ですら中間ながら圏外に弾き飛ばされる総選挙となったのは卯月担当Pとしては非常に恐ろしいのだが、それはともかくとして果たしてどのような結末を迎えるのかとても楽しみである。

 

 

 

 

 

黒埼ちとせと白雪千夜の追加についての所感

既に話題沸騰、批判殺到、罵詈雑言の嵐といった状態のボイス付き+楽曲付き新アイドル追加。

 

予め自分のスタンスを示しておくと、静観と言ったところだろう。第一に卯月Pである私としては、追加アイドル自体は不安はあるも期待はある為今後の展開の推移を見守りたいと思う。もっとも、総選挙の50位には全く持って縁が無いアイドルを応援する身としては、色々と複雑なものがある。その他に好きなアイドルの声の実装を待ち望み、それに喜んだ経験がある身としては、随所で響く声について納得できる面がいくつもある。

 

しかしながら、頭ごなしに全てを否定するのは今回の件についてはやりたくないと思っている。現状出そろったもので新アイドルを全て否定してしまっては、生まれ得る可能性も潰しかねないではないだろうか。そんな可能性も新アイドルも全部要らないというのであれば、ブラウザバックをどうぞ。

 

シンデレラガールズの特権といえるボイスと楽曲を渡されたというのは非常に異例なことは言うまでもないが、今後の展開をある程度見ない限り、最終的に新アイドル追加という事象の評価を固め過ぎない方が良いというのが私の考えである。

絶対に許されないと思う人も大勢いてそれも仕方の無い事だと思うが、そんなに彼女たちを批判するのがそんなにも楽しいのだろうかと正直思う。ただ叩く為に、その感情を共有したいが為に批判している人がいるというのは、私は残念だなと思う。私もただの人間なので、せめて誰Pかは明かさないでいて欲しい。

 

 

 

同じ話として語ることは出来ないが、私はふと昔を思い出した。

かつて多くの人に非難されて罵られたアイドル達がいたことを。それは7年と少し前。

アイドルマスターというコンテンツが6年と少しを迎えた頃の事だ。

あの時とは状況も立ち位置はまるで違う。比べるのも可笑しな事かもしれない。

それでも、かつて異物だとして批判を受けていた我々が、実際に異物を迎えた時に同じようにして排外的な姿勢を強く見せるというのは、切ないやら仕方ないやらで複雑な気持ちに私はなった。

 

 

ひとつだけ苦言を呈するとしたら、Nのイラストが従来のモバマスに何だか馴染まないような感じがしてならない。特に黒埼ちとせ。テ〇ルズをよく知らないので、テ〇ルズっぽいのかどうか分からないが本当に違う世界からやってきたような感じが拭えないので、改善されると嬉しい。既に追加された3名については何も感じなかっただけに、嫌に目立つ感じがするのである。

 

バンダイナムコを始めとした運営陣が、彼女たちのこのような追加が齎す効果を認識できていなかったポンコツ集団であるということは流石にないであろうから、彼らにはしっかりと今後の展開については責任を以て進めて欲しいと思う。変に日和る事だけは勘弁してほしい。そして、既存のアイドル達の展開についても責務を果たしてほしく思う。

 

 

この二人が総選挙で圏内入りする事はないだろうな・・・

第8回シンデレラガール総選挙簡易予想【新アイドル7人について追記】

 

4月8日追記、元記事末尾以降

 

昨年度は色々衝撃的な発表もあったりとしたが、なんだかんだと8年目に突入したシンデレラガールズ。今年中にコンテンツが終わる気配は一応見せてはないが、なんだが下り坂を歩いている気分は何となくしている。色々理由は考えられるが、自分では上手くまとめられないので本記事では割愛する。でもバンナムはさっさと7thライブの告知をしろ。バンナムが働かないとコンテンツが動かないんだから、クルーズとか新事業に抜擢するのも良いが、本業をもっと頑張ってもらわないと非常に困る。

 

 

さて、本題であるが、なんだかんだいってPが激烈に燃え上がるのが総選挙なのである。やはり数少ない主体性を示せる機会なこと、そして何よりもボイスを付けさせることができる事が大きいのだろう。今年も表舞台や裏舞台で血に塗れた骨肉の争いが待っている事だろう。

おかげさまで去年書いた簡易予想記事は大筋であっていたので、今年も少しばかり「シンデレラガールの栄冠」と「各属性上位3名」を予想してみたいと思う。

 

 

前回は第7回ということで、ウサミンこと安部菜々が有力候補であったものの、突き抜けた大本命は存在しないものと予想していた。実際、安部菜々は頂点に立ったが、本田未央も肉薄した。

 

今回も、同様であろう。

第8回の本命の筆頭は最早上位常連となった本田未央で間違いない。もっとも、既に総選挙期間中にガチャ抜擢の経験が2度ある為、今回は流石にガチャブーストはないだろうとは思っている。個人的にはその時のガチャブが全てではない事を示して欲しい気持ち半分、無用な争いの種を蒔かないで欲しい気持ち半分だ。

それ以外のPaアイドルでは現状本田未央以外、票数的に厳しいだろう。シンデレラガール争いをした本田未央は190万票稼いだが、ボイス付けの追い風が吹いていた南条光が63万票で、喜多日菜子が60万票と3倍以上の数字を叩き出している。どのPaアイドルも自力で100万票を集められるようにならない限り、候補にすら上げられないと言わざるを得ない。

 

一方で、Coは北条加蓮」と「鷺沢文香」が2強として熾烈な争いを繰り広げるものと予想される。両者ともに回を重ねるたびに順位を上げており、前回では遂に上位5位にランクインしてみせた。元々総選挙に滅法強いCoであったが、今後もこの二人が戴冠するまでは再び上位独占をするものと予想される。北条加蓮は先日コラボイベでも主役に抜擢され好評を得るなど、追い風が若干多いと個人的には感じている。もっとも、鷺沢文香の支持層は非常に堅固である。初登場した第三回で属性2位に入りボイスを勝ち取ると、第4回では一度数字を落したが、その後は毎回順位を上げる強さを持っている。総選挙平均順位も数少ない一桁を維持している。期間中に再登場するか否かが両者を分けるであろう。

 

さて、Cuは人によって評価が分かれると思うが、私は一ノ瀬志希が有力と考えている。長年の実績を考えれば佐久間まゆ輿水幸子双葉杏緒方智絵里らに分があるが、ここ一年の活躍と露出を考慮すると勢いは圧倒的一ノ瀬志希にあるではないだろうか。クレイジークレイジーを筆頭にデレステPの人気は非常に高く、有志による楽曲総選挙を見てもずば抜けた楽曲人気を誇っている様子がうかがえる。総選挙の数字を見ても、ボイスが付いた後の2回では数字を落としたが、デレステ票が入った前回では完全なV事字回復を果たしている。ユニット人気も随一である彼女は、LiPPSやフレデリカPからの援護射撃も十分考えられるとすれば、Cu筆頭に相応しいといえる。

 

大きな形式変更や予想外のてこ入れが無い限りは、この4名が上位争いを繰り広げると予想される。モバマス側に大きな変化は無いと思われるが、デレステ側においては2回目という事で、票獲得手段が変更される可能性があることは考慮しておいた方が良いかもしれない。後は期間中の再登場の有無、ガチャ抜擢の有無が勝負を分ける事となるだろう。

 

 

次に各属性上位3名の予想に移りたい。属性上位3名争いは、ボイスの獲得の有無と直結する事から大きな注目点となるが、結論から言って、残念ながらCuとCoでの新規ボイス獲得は限りなく不可能に近いといわざるを得ない。

 

Cuは上述した一ノ瀬志希を筆頭として、次点に近年上位を維持している佐久間まゆが入るであろう。残りの一枠は安定した人気を誇る輿水幸子、恐らくデレステ票が相当多い双葉杏の両名が争うと予想する。緒方智絵里も確かに古豪ではあるのだが、近年はどちらかというと右肩下がりの傾向が見受けられる。智絵里Pの奮起に期待したい。

白菊ほたるにボイスが付いた今、未ボイス最上位は遊佐こずえであるが、彼女たちに加えて島村卯月安部菜々のCG経験者を追い越さないといけないのは些か壁が高すぎるように思う。前回の獲得票数を検討する限りでは、今回は約2倍の票を稼ぐ必要がある為、今回で順位を伸ばして、来年の飛躍ないし運営によるボイス付与・・・というのが現実的な線だと思われる。

したがって、一ノ瀬志希佐久間まゆが2枠を確保して、他3名が1枠を争うと予想する。

 

 

Coは北条加蓮鷺沢文香が2枠を確保するだろう。この残った1枠に、未ボイス最上位の佐城雪美は是非とも入りたいであろうが、こちらも壁が余りにも高すぎる。絶対的人気を誇る高垣楓、古豪復活の神崎蘭子、LiPPS人気も含めて実力を付けた速水奏、変わらぬ人気を維持する神谷奈緒。票数だけ見れば遊佐こずえよりも可能性はあるのだが、メンツだけを見たらむしろ可能性は低く見えるのがCo上位層の恐ろしい所だ。今後も厳しい戦いが強いられるだろう。

では誰が3枠目なのか、と問われれば「高垣楓だと私は答える。流石に戴冠直後で前回は順位を落としたが、それでも一桁の8位で95万票という恐ろしい数字を叩き出している。シンデレラガールズ史上初の2度の戴冠を狙えるの彼女ぐらいであろう。流石に今回は届かないであろうが、4位以下に転落する積極的要素はうかがえない。神崎蘭子は前回74万票、速水奏はそれ以下と、既に20万票もの差があり余程の逆風がない限りは厳しいであろう。

よって、Coの上位3名は北条加蓮鷺沢文香高垣楓と予想する。

 

そして、毎度波乱万丈の展開を見せるPa

本田未央は確定として、2枠を掴み取るのはいったい誰なのか。ボイスという点で見れば、的場梨沙が筆頭候補となるだろう。結城晴とのコンビで知名度も高く、初の圏内入りを果たした勢いを増すことが出来れば決して届かないことはないであろう。少なくともCuCoよりは余程可能性を感じる。他の候補となれば、安定した実績のある高森藍子城ヶ崎美嘉が挙げられる。ボイスを付ける風潮が最も強かったPaで属性4位や5位となってしまう事が多かった両名であるが、今回こそは上位3位に入れると意気込むPは多いと思われる。その古豪に対するは、佐藤心だ。第5回で大大大躍進してボイスを付け、第6回で一気に順位を落としたかと思えば第7回でこちらもV字回復を果たしており、前回の勢いを続けることが出来れば、再度上位3名以内に返り咲くことも十分考えられる。

この3名は票数もほぼ団子状態であることから今回も接戦になると思われる。

したがって、本田未央がまず一枠、そして残りの2枠を的場梨沙、高森藍子城ヶ崎美嘉佐藤心の4名が争うと予想する。

 

 

ここまで予想してきたが、一つ、予測不可能で大番狂わせを起こし得る要素がある。

新アイドルの参戦の有無だ。

 

まだ2人が登場し終えたばかりであって、3人目は来月登場予定であるが、残り4名の登場時期が不明なため、総選挙開催までに何人登場しているのかすら皆目見当もつかないが、恐らく開催時に登場済のアイドルは参戦すると思われる。彼女たちが圏内入りを出来るかどうかは中間発表次第であろうが、十分その可能性はあると思われる。辻野あかりは微妙だが、砂塚あきらは圏内入りする可能性は高いのではないかと考えている。登場してほんの数日しか経っていないが、相当数のイラストが作成されており現時点でも中々の人気を有している様子が見受けられる。人気がそれすなわち投票に直結するものではなく、Pもそれぞれ担当を抱えているため未知数という他ないが、第2回のアナスタシア、第3回の鷺沢文香のように登場後初回の総選挙でいきなりボイスを掴む前例があるように、上位に食らいつくだけの素養はあるといえる。現在の彼女の盛り上がりはそれだけの力があると私は感じた。

 

追記

現時点で新アイドル7人の追加が完了した。厳密に言えば、あかり・あきら・りあむの三名のデレステ追加がまだなのだが。全員のお披露目が終わり、デレラジで新キャスト4人の初登場を果たしたところで、4月15日のデレラジ出演者が、3代目、4代目、5代目、7代目シンデレラガールの中の人であることが発表された。

これが何を意味するかは最早述べるまでもないだろう。

 

さて、新アイドルが総選挙に参戦する場合、どのような結果を残すであろうか、これは関心事の一つとなろう。個人的に一人ずつコメントすると、

 

あかり:圏内入りの可能性はあり。ボイスがない点は大きいが上位3位はおよそ無理。

あきら:可能性高め。ボイスがない点は大きいが、Coの層で圏内入れば大健闘    

りあむ:可能性十分あり。ボイスがない点、手広い反響と人気が見受けられる上に、Paである点は非常に有利。佐藤心的な躍進の可能性すらある。

 

ちとせ:厳しい。既にボイスも曲もある点は減点要素な上、評判や反響も現状は微妙。

千夜:厳しい。同上。ちとせよりは人気は見受けられるが、流石にCuじゃ少し厳しい。

颯:厳しめ。同上。評判は上々といった感じだが、Co属性では圏内入りは大変厳しい。

凪:可能性はあり。同上だが、キャラ人気が高めで、Paなので壁は低め。デレステの4人では一番チャンスがある。

 

といった感じである。とりあえず続報を待ちたい。

以上追記

 

 

以上が今回の予想である。そしてこれは私の道楽的な予想であるので、参考程度に捉えて頂きたいことを引き続きお願いしたい。

 

個人的な話をすれば、担当アイドルの島村卯月は今回もそれなりの順位ないし維持を出来ればとは思っているが、上がり目はないなというのが正直な所である。他に好きなアイドルも圏内入りへの道は途方もなく、今回も傍観者的にならざるを得なくなりそうだ。

 

結果はどうなったとしても今年そして来年以降の盛り上がりにつながるような総選挙であって欲しいと切に願っている。

 

 

 

 

 

 

シンデレラガールズ4年ぶりの新アイドル追加:コンテンツ史上最大の劇薬投入

 何かに導かれるようにして向かった6thライブ千秋楽のLV。そこで、Snow Wingsオリメン初披露、はにかみdays、ラブレター、流れ星キセキ等々を見て帰れたのだから色々と楽しいライブであった。本題とは逸れるが、村上巴役の花井美春さん、荒木比奈役の田辺留依さん、藤原肇役の鈴木みのりさんのパフォーマンスが素晴らしかった。「おんなの道は星の道」が歌われることは分かり切っていたので楽しみにしていたのだが、その期待を大きく上回るものだったことは非常に素晴らしかった。今後色々な楽曲を歌う事を期待したい。

 

 

 さて、私がLVに向かった目的の半分はライブ鑑賞であるが、もう半分は新情報の告知を見る為である。専ら告知を受けて皆と共に盛り上がりたい、自分自身の気持ちを高めたいが為であるが、正直失望したというのが本音である。

 5th千秋楽では、今回の2大ドームライブという非常に大きな告知があってとても盛り上がったものだが、今回はそれすら無く、シン劇の新シリーズ製作ぐらいというのは些か寂しい。来年1年の大きな指針が示される場であり続けただけに、夏前までには全て終わっているであろう情報しか告知されなかったのは誠に残念である。8年目に突入して全盛期とは言い難く、ミリマスやシャニマスも抱えている以上運営がイマイチ真剣に取り組めないのも仕方の無い事もしれないが、努力しているというフリぐらいは頑張って見せて欲しいものである。最近のコロムビアの諸々の努力に是非とも追随して頂きたい。

 

 そんな物淋しい告知の中で一際異彩を放つとある発表がなされた。それが題名にも記した通り、シンデレラガールズに4年ぶりに桐生つかさ以来の完全新規アイドルが、なんと7人も追加登場するのである。

 「驚愕」と「困惑」が見た瞬間の素直な感想だった。これまで、ボイス付与、総選挙によるボイス付与、ボイス総選挙、アニメ化、デレステの登場といった本コンテンツの歴史上大きな転換点となる出来事はいくつもあったが、私としては今回ほど「衝撃的」と評するべき発表はない。

 

 よもや、福井エリアより先に進む日が来るとは、個人的には全く思っていなかった。確かにシンデレラガールズというコンテンツは、サービス開始以来アイドルを続々と登場させ、その多様さを一因として拡大し続けてきた。これは紛れもない事実だ。サービス開始後に追加登場した、いわゆる「人気アイドル」も数多く存在している。しかし、アニメやデレステが始まった2015年以降その動きは止まっており、多くのPが183人という巨大な閉じた世界自体が変わることは無いと思っていた事だろう。

 

 

 なぜなら、多くのPがこれ以上人が増える事を望まなくなったからである。私もその一人である。そして、その理由は至極単純で明快だ。担当アイドルの出番がただただ足りなくなっているからだ。

 

 

 2014年頃までは、次第に露出する機会や媒体そのものが増加していた時期であり、楽曲という面で言えばボイスを持つ全員がおよそソロ曲+αで1、2曲程度でしかなかった。

 しかしアニメとデレステの盛り上がりが一段落した今となっては、まず声があるかないかで登場できる媒体が区別され、その中でも人気の有無によって更に区別がなされていく状況である。

 歌唱楽曲数は上位と下位では大きな差があり、未だにソロ曲がないアイドルが大渋滞を起こしている。ソロ曲を獲得できるかどうかも、ボイスが付いた順よりもアイドル自身の人気が優先されており、ボイスが有っても厳しい格差が見受けられるのだ。

 ボイスが付いていないアイドルを取り巻く環境は非常に厳しい。そもそもデレステに登場できる回数が数分の一まで削られており、SSRとなっての登場も減少傾向が顕著である。モバマスの月末新登場Rも4枠から3枠に減っており、強い逆風が吹いている。

 

 

 つまり、当時はまだ多くの人が夢を見れたから新しいアイドルが増えても許容できたものの、厳し過ぎる現実を3年以上に渡ってあの手この手で突き付けられ続けた結果として、素直に許容するだけの余裕を持ち合わせている者が激減したということである。新アイドルが7人増えるという事は、それだけ自分の担当アイドルの出番が削られる事も意味する。

 

 

 現段階では、3人がモバマスにて3カ月連続で登場する以外の新情報は無いため、これ以上の言及は避けるが、担当アイドルの有無に関わらず多くのPが懸念ないし否定的な意見を示すのも致し方無い。「声が付いた状態で登場したアイドル」はこれまでには誰一人いないが、その法則が打ち破られる可能性だってあるのだ。正直その場合が一番悲惨である。ただでさえ登場回数や期間そのもので揉めるというのに、楽曲やらデレステのイベントでの登場やらSSRやらで更に揉めることになってしまう。

 

 

 

 もっとも、全てが全て否定的な意味を有しているわけではない。閉塞感の打破とまだコンテンツは終わらない事の示唆という側面である。

 2015年以降の4年間でシンデレラガールズの世界は大きく広がっていたが、特にこの2年間でマンネリ化が進行し、停滞感や閉塞感が広がっている。コミカライズはみな人気だがジャンルの限定によって登場アイドルは絞られており、デレステでの登場機会や方法の偏向が明らかであり、シン劇とて最早新鮮感は無くなっている。それ以外にもいろいろ指摘できるが、最早キリがないし想像するだけで非常に気が滅入る。

 そんな中においては、ある意味での原点回帰たる新アイドルの追加はこれらに穴を穿つ可能性を秘めているといえるだろう。個人的には追加自体には懐疑的だが、同時にワクワクする気持ちも持っている。

 

 また、4年間一切追加してこなかったのに7人も追加する以上、運営とてこの7人を適当に扱ったままコンテンツを畳むつもりは流石にないであろう。ある程度のストーリー性を提供したい意図があってこその追加だとすれば、彼女たちを描いていく時間の分だけコンテンツは生き永らえる事だろう。彼女達は、当然これまでの183人のアイドル達の交流が描かれていくであろうし、それも評判次第で深堀りされる事となればそれだけコンテンツの寿命が伸びる可能性もある。

 

 

 そして、既に言及されているが、特にデレステ以降のPにとっては、最初の最初からアイドルを応援することが出来る大きな機会が提供される事となる。今までは、既に人気が固まっていた、ボイスが付いていた等々後追いしかできなかったPが数多く存在している事であろう。その事について悔しく思う人もいたことだろうし、途中からしか追えないがために担当を名乗れないと思ってきた人も恐らくいることだろう。そのようなPにとっては、新アイドル登場は胸躍る発表だった事だろう。アイドルに出合い、一歩ずつプロデュースしていくというこのコンテンツを根幹をなす経験・機会を得られるのだから。

 

 

 

 良薬は口に苦しという諺があるが、薬も過ぎれば毒となってしまう。今の運営が、適切に処方できるのかどうかは正直個人的には疑わしいのであるが、今は今後の動向を見守る他ない。これまでこのコンテンツを信じて付いてきた人々の思いを理解するだけの良心がまだ運営に残っていることだけを、ただただ願いたい。

アイドルマスターシンデレラガールズ:誰かが損をし続けて、その妥協を求められ続けるコンテンツ。

最近シンデレラ界隈が実に五月蠅い。内部紛争を起こすのは何時もの事で、同調圧力で少数派を叩き潰す事もしばしばだが、最近は年齢だけは積み上げてきた古参や謎の外野陣の参戦もあって、実に騒がしい論争が散見される。

 

 

どうして、こうも面倒くさい状況が生まれているのかと多少考えていたが、結局根本的には表題に書いた通りではないかと考えている。

 

そもそも論として、製作者側がそうなっている。バンナムはいつまで経っても中間にいるサイゲとかに利益を分配しないといけない。サイゲはどれだけ頑張ってもバンナムに上納し続けないといけない。

どちらも、どれだけ頑張ったところでお互いに損し合わないといけない。コロムビアは敢えて省いたが、ここはそこまで損して無さそうである。妥協し続けてくれているからこのコンテンツは成立するが、損益を計算した結果本当に妥協できないと思う日が来たら、その時にはシンデレラは爆発四散してしまう事だろう。

 

 

そして我々P。担当アイドルの出番は長期間の間隔がある。誰か他の出番があるという事は、自分が損をすること。それに耐えることを妥協し続けないといけない。

声が付いてても曲が無いという損。声も曲もあるけど最近ずっと出番がないという損。声はなければ登場間隔も長いという損。人気はあるのに声が無いという損。

色々な形での損を誰しもが常に抱え続けている。妥協できなくなった人から、一人また一人とPを辞めていく。

損し続けて耐えられなくなった人々の叫びは、いままでの損が少なすぎて損することに慣れていない人々に届くことは非常に困難で、その逆も然り。相手の損を慮る余裕を持っている人などごく少数だ。

 

そして我々は運営という存在にべったりと縋りつかない限り、常に少数派に立たされる。抱えている損の質が千差万別過ぎるからだ。運営に妥協して多数派に立つのが最も低リスクなってしまうのは必然と言える。

 

 

 

損と妥協と成り上がったコンテンツ、シンデレラガールズ。今はそのバランスが大きく崩れている状態だと私は考えている。そのバランスを取る事をPが諦めれば、そのファンを失うだけで済むが、それを製作側が諦めてしまう日が来ない事を私は必死に願いたい。

第ナナ回シンデレラガール総選挙。結果発表を終えて・・・

さて、遂に総選挙の最終結果発表がなされた。

人それぞれ抱く思いは異なるであろうが、全ての人の健闘を称えたく思う。そして喜ばしい結果を勝ち取った方々には祝福の意を述べたい。

 

蓋を開けてみればボイスが付いていないアイドルも健闘してそこまで露骨な結果にならなかったと言って良いだろう。志希のデレステ人気が相当に高かったという点以外では、おおよそ以前の記事で予想した通りの結果になっており個人的には「なんだよ、結構当たんじゃねぇか…」という気分である。少し嬉しいものだ。

 

とはいえ結果を吟味すれば色々と面白いものが見えてくるのである。特に言及したい点だけ述べていく。

 

まずは高垣楓

シンデレラガールになった翌年もまだ8位に居られるという時点で凄いの一言だ。やはり総選挙平均順位の女王は伊達ではないのである。

とは言うものの、今回の総選挙が彼女にとっては初めてCDから外れる事となった。総選挙楽曲計9曲中8曲も歌ってきた彼女が、なんと2曲とも歌わないのだ。とは言うものの来年以降また戻ってくる可能性は高い気がしてならない・・・

 

その高垣楓(と鷺沢文香)を逆転して見事にボイスを掴んだのが鷹富士茄子である。

第1回総選挙から常に圏内入りしてきた古豪であり、第1回の圏内30名中唯一ボイスが付いてないアイドルであったが、今回をもってめでたくボイス付きアイドルだ。これまで何度も逆転劇は起きてきたが、高垣楓鷺沢文香をまとめて逆転したのは非常に驚いた。結果発表で、一瞬絶望してその後歓喜に沸いた方は実に多いと思われる。おめでとう!

 

鷺沢文香一ノ瀬志希も偉業を達成したと言っても過言ではない。

それぞれ第3回と第4回でボイスが付いたアイドルだが、基本的にボイスを付けたアイドルはその後順位を落としていくものである。ボイスが付いた翌年は特に悲惨で、基本的に圏外まで順位を落としてしまう。今回も藤原肇が50位に踏み止まったが、それ以外は圏外となってしまった。1人だけ踏み止まったのは彼女のそれまでの平均順位があったからこそだろう。

踏み止まって圏内を維持するだけでも十分良いのだが、両名は順位を徐々に戻して遂にCD圏内に帰ってきたのである。それは今回が初めてであるが、CD圏内に順位を戻す為に必要な票や人気を考えると偉業と呼んでも差し支えないのではないかと私は思う。

 

南条光も圏外から躍進した勢いを失わずにそのまま見事ボイスを勝ち取ったし、喜多日菜子も長い圏内からようやく掴み取ったボイスである。中間属性5位からの逆転劇は実に見事であった。 

 

これからボイスが付いたり、恒常SRが出たり、楽曲イベントやったりと様々なイベントが待ってはいるが、ひとまずこのお祭りも終わりを迎えた。その傍で既に来年の第8回シンデレラガール総選挙は始まっている…のかもしれない。

初のデレステ合同開催の評価は運営に委ねる他ないが、概ね良好と評価去れるものと思われる。来年も恐らく合同となるだろう。問題点があった事にはあったと思うが、この場ではあえて申し上げないで、場を改めて言及しようと思う。

 

今回の総選挙、特にモチベもなく卯月には適度に投じつつ、他のアイドルに票を主に投じていたのだが・・・圏内の壁というものはやはり厚い。デレステSSRを貰えるような結果である事を切に願っている。卯月の順位は予想以上に高くて驚いているが、こればかりはデレステに感謝だ。

 

 

 

最後にはなったが7代目シンデレラガール安部菜々ことウサミン。

本当におめでとう!!

良いシンデレラガールのイラスト、アニバアイプロの報酬イラスト、そして素晴らしい楽曲が私も今から楽しみにしたい。