cronstedt’s blog

色々な事や考えを不定期にこぼしていく場所。

-Cenicienta-関裕美について

先日行われた中間発表において、あるアイドルの順位を私は気にしていた。
5年が過ぎたシンデレラガールズというコンテンツの新たな希望だと思っているそのアイドルの名は、関裕美。

 

自分は担当Pではなく、以前はそれほど気にかけていた訳でもなかった。鋭い目つきを気にしてしまう事、厳しげな顔とのギャップから笑顔が一際輝く女の子という印象ぐらいだろうか。

 

はっきり言ってしまえば、彼女は他の多くのアイドル同様出番が少なかった。目立った露出があったわけでもなく、定期的に出番が回れば登場する様子だったはずだ。総選挙においてもボイス選挙においてもランクインはした事がなく、人気の一指標たるボイスに届く日は遠かった。
シンデレラガールズというコンテンツが隆盛する一方で悔しい思いをしてきた側だったのではないだろうか。

 


だからこそ私は敬意を表したい。
「プロデュース」という要素が薄いこのコンテンツにおいて、これ以上のない「プロデュース」を行ってきて、その成果が果たされる一歩手前まで辿り着いた事を。

 


シンデレラガールズというコンテンツは広がり続ける事が出来る世界だと考えている。
新たな動きがない限り、765・ミリオン・315は既にメンバーが確定しており、全員にボイスが付いた以上確定した枠の中で如何に新しい側面を見せていくコンテンツになるだろう。正確な表現ではないが、内輪の物語が展開して行くはずだ。

シンデレラも半ばそのような状態であったし、デレステの登場によって更に加速していた可能性は否定出来ない。だが、新たにボイスが付いて行く限りではシンデレラは広がり続けられるのだ。183人全てのアイドルにボイスが付くその日までは。

例えば、三船美優と佐藤心に声が付き世界が広がった事で、高垣楓片桐早苗安部菜々の世界と繋がり宵乙女が生まれたように。

 


話を関裕美に戻す。
昨年度の総選挙では熾烈なボイス争いが繰り広げられた。三船美優と森久保乃々と依田芳乃は全員最有力候補であり、佐藤心とて月末経験者でありネタも含めて人気は相当あった。ボイスを逃した面々もランクインの経験があるアイドルばかりだ。

 

しかし彼女は違う。今まで長い間圏内に縁の無かった者らの一人だった。だがそれにも関わらず、中間で属性15位にランクインし、最終的には全体31位という快挙を成し遂げた。関裕美というアイドルの魅力があってこそだということは間違いない。しかし他のアイドルとて同様に魅力的だ。では何か?


ならば彼女が上へと上がってきたのは、「プロデュース」に他ならない。      せきペディアをその筆頭として、多くの関Pが自らの力で彼女の知名度を広げ、彼女の魅力を広く伝え、票を集めてきたからに他ならない。               如何に多くの人の票を集められるか、どれだけ担当Pじゃない人から票を貰う事が出来るかという形式に変化した総選挙において、絶対に必要な、努力をこの1年間に地道に地道に続けてきた事に他ならない。

 

今年の中間発表第9位、Cu2位という結果は正にそれらが実を結んだことの紛れもない証拠なのだろう。あれだけ手強いとされていたCuの上位陣を突き破り、のし上がってきた所以はひとえに、関Pらの「プロデュース」によって関裕美というアイドルの魅力が多くのPに伝わったからだと考える。自分も良い意味で「また」関ちゃんについての情報か、と思う場面が何度もあった。SSRも可愛い。

 

そして去年の彼女の躍進に触発されるように、今井加奈や南条光といった圏内に縁が無かったアイドルの新たな活躍が見受けられることになった。佐藤心という存在と併せてこの二人のアイドルは、我がアイドルにボイスを!と願う多くのPを勇気づけたのではないだろうか。

 

総選挙の意義が大きく転換したことは、前回の結果と今回の中間発表ではっきりとした。少数の課金者集団によるトップ争いから、意欲のあるP全員によるボイス争奪戦時々トップ争いへと変化したのだ。良し悪しは別として、もはやシンデレラガールを目指すことよりもボイスを付ける事が名目化しているが、それを決定づけたのはまさに関裕美という存在だ。

渋谷凛双葉杏シンデレラガールズというコンテンツを世に広く知らしめたパイオニアであったように、関裕美はまた違った意味でのパイオニアになったと言っても過言ではない日が来ると私は思っている。

 

シンデレラガールというコンテンツはまだまだ成長していく事が出来るという事、今までの人気だけが全てではないと実力と結果で示して見せた事、そしてボイス・楽曲・ライブという次なる舞台まで限りなく近づく程までに「プロデュース」し続けた事に私は改めて敬意を表したい。

 

最終的な結果が出るのはまだ先となる。良い結果が訪れることを私も支援票を入れて祈ることとする。

 

 

 

 

 

ちなみにだが、タイトルに深い意味はない。ただ自分が一番好きな関裕美がスパニッシュダンサーという事だけである。