cronstedt’s blog

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ボイスアイドルオーディションの展望

今年もまもなく総選挙の季節がやってくるなとは思いながら、なぜか今年は事前予想の記事を書くモチベーションが湧かないでいたのだが、書かないで正解だった。

まさか運営がこの手に出るとはという驚きを隠さずにはいられない。

 

ということで、ライブの千秋楽で発表されたボイスアイドルオーディションの実施

遂にやるのか・・・と思わずにはいられないが、正直に申し上げると、現行の総選挙の体制を維持していても、早ければ次々回の第10回から崩壊の恐れがあると思っていたので、個人的には実施については賛成である。

 

それはなぜかと言えば、いくらボイスがまだ付いてないアイドル達にブーストがかかると言っても、流石に基礎票が十分ではなく属性上位3位にすら届かないために新しくボイスが付かない可能性がそろそろ高くなってきているからだ。

これまで保たれてきた秩序なり選挙制度への信頼なりは、「少し票が足りなかったがボイスを付けようという流動票が応援となってブーストがかかり、上位3位に入った」という事実が毎回積み上がったからこそ構築されてきた。これが一度でも崩れれば、「ブーストをしても届かないため、今の選挙制度では新しく声が付かない」という事態に陥ってしまい、残念ながら選挙制度の機能不全を引き起こし、ひいてはコンテンツそのものに対する失望の渦が沸き起こる事になりかねないといえよう。

運営としては、そのような事態になってから手を打つのでは後の祭りということで、ボイス総選挙の開催で新しく声を付ける枠を確実に確保するという手法を選択したのではないかと勝手に推察している。

 

もっとも、既存の総選挙も同時開催されるとのことなので、どのような形式で開催されるのかも全く分からない以上、現状では予想できそうもないので、軽く個人的な展望を述べたい。

 

 

公式で発表されたのは、ただ1点、「上位3人にボイスが付く」。発表直後、1人か属性1人ずつかと思っていたら、まさかの全属性の無制限大乱闘。これはPaアイドルには非常に厳しい。

単純に前回の総選挙でボイスが付いてないアイドルを順に抜き出せば、Cu工藤忍Co浅利七海、Co松本沙理奈、Co八神マキノCu今井加奈、Cu西園寺琴歌、Cu池袋晶葉と来て、ようやくPa小関麗奈となる。

形式次第ではどのような展開を迎えるかは分からないものの、前回の総選挙の結果が意味をなさない程の変動が起きる可能性は低いため、CuとCoアイドルだけ3枠で争う可能性は十分にある。

 

また、知名度のあるユニットの存在」はボイスオーディションの行く末を大きく左右する事が容易に想像できる。上記に挙げたアイドルで言えば、フリルドスクエア、ブルーナポレオンが挙げられる。特にブルナポは5人中4人にボイスが付いており、応援票の行き先は非常に単純で分かりやすい。一方で、フリスクは何とも悩ましい想いを抱えるPも出てくることだろう。

知名度のあるユニットがあるか否かで応援票の集めやすさはまるで違うといえ、それがあるアイドルはそれだけで武器が多いこととなる。これがないと無理とまでは言えないが、流動票の確保に大きな労力を要することとなってしまう。

 

詳細が分からないため、これ以上は特段言及することもできないが、総選挙以上に生々しいイベントになる恐れがあることには留意したい。